Design Lab Tokyoの2ヶ月間の成果展示である「TREASURE HUNTING -領域を超えた出会いが生むデザイン先導型イノベーション」が、2017年3月31日から4月3日までの4日間、東京大学生産技術研究所のS棟で行われた。
この展示では、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)と生産技術研究所(IIS)のメンバーによる共同制作のプロトタイプが、初めて一般公開された。会期中にはシンポジウムも行われた。
Design Lab Tokyoの開始から2ヶ月間、メンバーたちは「トレジャー・ハンター」となり、生産技術研究所で行われている160以上の研究を調査し、さまざまなラボを訪れ、デザインプロジェクトとして発展しうる先端技術シーズを見つけ出した。それはいわば、未来の宝物の原石だ。
研究からアイデアを発展し、モックアップやプロトタイプを制作。展示では、竹内研究室と開発した昆虫の嗅覚器から抽出した受容体をセンサーとして使うバイオ・ウェラブル・デバイス、佐藤(洋)研究室と開発した、機械が自動的にインターフェイス「さっしがいい機械」のほか、いくつかのプロトタイプが並び、来場者に未来の一場面を予想させた。
IISの先端科学技術研究と、RCAが提供するユニークなデザイン・イノベーションの技法が混ざり合うことで、日本と世界が直面している課題にイノベーションを与えることを目指している。
展示されたプロジェクトの詳細は以下のリンクで紹介されている。
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Photos Credit: Gottingham
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