RCAのアイデアの出し方を体験し、先端研究からイノベーションを生む方法を考えるワークショップを開催した。インストラクターは、RCAのマイルス・ペニングトン教授と、シニアチューターのヨン・バーク。1回目は2月13日に生産技術研究所内の学生や研究者向けに、そして2回目は2月17、18日の2日間、外部企業の社員向けに行われた。
ワークショップでは、3~5名のチームに参加者を分けて、それぞれのチームが研究テーマ(実際に生産技術研究所で行われている研究内容)を知らされる。チームメンバーたちはそのテーマに沿ってアイデアを出していく。
アイデア出しに用いたのは、RCAのアイデアワークショップでもよく用いられるカード。次々と配られるシチュエーションやキーワードが描かれたカードと研究テーマをかけ合わせ、制限時間90秒でどんどんとアイデアを書いていく。最初は苦戦する参加者がほとんどだったが、時間が限られていることで、最後には完成度にとらわれずに多くのアイデアを出せるようになった。
アイデアのビルドアップやコンテクストの付加、チーム内での投票を経て、テーブル代表のアイデアを決定したら、簡単なモックアップを作成し、全員に対してプレゼンテーション。最後には投票が行われた。
さまざまな年齢層や専門の人が集まり、アイデアの発散から収束までを経験したことで、最後のプレゼンテーションでは独創的で魅力的なアイデアが見られた。
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